ドッペルゲンガー_(映画)とは? わかりやすく解説

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ドッペルゲンガー (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 09:50 UTC 版)

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ドッペルゲンガー
Doppelganger
監督 黒沢清
脚本 黒沢清
古澤健
製作総指揮 佐藤敦
出演者 役所広司
永作博美
ユースケ・サンタマリア
音楽 林祐介
撮影 水口智之
編集 大永昌弘
製作会社 「ドッペルゲンガー」製作委員会
配給 アミューズピクチャーズ
公開 2003年9月27日
上映時間 107分
製作国 日本
言語 日本語
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ドッペルゲンガー』は、2003年に公開された黒沢清監督の日本映画。ドイツ神話などに根拠を持つ「ドッペルゲンガー」に関する物語。ある企業の研究員が自分の分身=ドッペルゲンガーを見たことから始まるユーモラスなサスペンス映画である。

ストーリー

永井由佳(永作博美)は、デザイン関係の仕事に就いている。彼女には隆志(鈴木英介)という引きこもりがちの弟がいたが、彼女は今、自殺した彼のドッペルゲンガーと一緒に暮らしている。一方、早崎道夫(役所広司)は、医療機器メイカーの技師として、意思だけで動かせる義手がついた車椅子のようなロボットの開発を続けているが、突然、自分自身のドッペルゲンガーと出会うことになる。ある日、隆志のドッペルゲンガーは、その存在を知った早崎のドッペルゲンガーに撲殺される。彼の凶暴な振る舞いを止めるために、早崎は自身のドッペルゲンガーを撲殺し、工場の床下に埋める。

ロボットで儲けようと企む君島(ユースケ・サンタマリア)は、彼らの隙をついてロボットを強奪する。君島に轢き殺されたかにみえた早崎は、由佳と一緒に、彼を追いかける。廃墟での逃亡と追跡の末、早崎は昏倒する君島に銃を向けるが、由佳が復讐を思いとどまらせる。ロボットを取り戻した早崎と由佳は、廃墟をあとにする。崖に辿り着いた二人は、ロボットをトラックから降ろし、ロボットに投身自殺させる。早崎と由佳は肩を並べて一本道を歩いてゆく。

キャスト

スタッフ

製作

黒沢清監督の前作『アカルイミライ』と同じく、デジタルビデオで撮影されている[1]

ソフト化

発売元はアミューズピクチャーズ、販売元はアミューズソフトエンタテインメント

  • ドッペルゲンガー DVD(1枚組、2004年4月23日発売)
    • 映像特典
      • メイキング「もうひとつの分身」
      • VFXメイキング「VFX OF ドッペルゲンガー」(解説付)
      • インタビュー(監督:黒沢清、役所広司、永作博美、ユースケ・サンタマリア)
      • 黒沢清&篠崎誠 超常対談
      • 未公開シーン「幻のシーン81」
      • 「メディカルサイエンス社」のVPフルバージョン
      • 釜山映画祭舞台挨拶
      • 初日舞台挨拶
      • PE'Z「アンダルシア -Andalucia-」プロモーション映像
      • 劇場予告編
      • TVスポット
    • 音声特典
      • オーディオコメンタリー「黒沢組の現場」

脚注

  1. ^ Todd Brown (2005年1月23日). “Kiyoshi Kurosawa's Doppelganger Review” (英語). Twitch Film. 2014年4月23日閲覧。

外部リンク


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