四号二型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:41 UTC 版)
シンガポールで捕獲したイギリス陸軍SLC装置の資料を元に製作された対空射撃レーダー。四号一型より軽量のため艦載用とされたが能力不足のため後に陸上用とする。波長1.5m、尖頭出力13kW、測定は等感度法、重量5トン。アンテナは八木・宇田アンテナで送信用1、受信用4基を装備、測距精度50m、測角精度1度だった。第1号機は1942年(昭和17年)12月に完成し館山砲術学校に設置、試験された。その後出力を倍加するなどの改良を加えた改二が製造された。生産台数は四号二型30台、改一が20台、改二が70台製造されたが、実際に設置されたのは十数台に留まった
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