和鐘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 05:57 UTC 版)
日本の鐘を和鐘という。和鐘は構造上口径が狭く音色が重厚で、長い余韻を残すのが特徴である。 縄文時代には既に土鈴(どれい)と呼ばれる音を出す用途を意図して作られた器物が存在した。弥生時代の遺跡から出土する銅鐸も鐘の類である。『日本書紀』では崇峻天皇の元年(588年)に百済から鋳造に詳しい鑪盤博士が渡来したという。 和鐘で代表的なものは梵鐘と半鐘である。梵鐘は寺院での朝夕の勤行の合図に用いられた。半鐘は火の見櫓などの早鐘に用いられたもので宗教的な要素はない。
※この「和鐘」の解説は、「鐘」の解説の一部です。
「和鐘」を含む「鐘」の記事については、「鐘」の概要を参照ください。
「和鐘」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「和鐘」を含む用語の索引
- 和鐘のページへのリンク