洋鐘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 05:57 UTC 版)
西洋式の鐘を洋鐘といい内部にぶら下げた舌(ぜつ)という分銅を振動させて音を出すものが多い。一般に、西洋の教会にみられる鐘や、西洋式の軍艦の合図に用いられる鐘はこのタイプである。近代以降は機械仕掛けにして舌または外身を動かすことにより音を鳴らすことも行われる。日本ではキリスト教伝来後に教会を南蛮寺と呼んだことから洋鐘を南蛮鐘ということもあり現存する寺院もある。 洋鐘は構造上口径が広いため音色は明るく、和鐘に比べて余韻をあまり残さないのが特徴である。 鐘を並べることで複数の音が出せるようにしたものにカリヨン、編鐘、ハンドベルなどがある。
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