和了の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 09:49 UTC 版)
和了の直前の段階において、手牌は必ず和了形より1枚少ない状態になっている(天和の場合は例外)。この状態を聴牌(テンパイ)と言う。聴牌の状態から和了形を完成させるために必要な牌を和了牌と言う。なお、和了牌は1種類であるとは限らない(詳細は聴牌を参照)。 和了するためには、テンパイの状態から、何らかの方法により和了牌を取得する必要がある。 和了の方法には、主に次の2種類がある。 自摸和(ツモあがり) 和了牌を自摸(ツモ)し、和了を宣言すること。発声は「ツモ」。詳細は後述。 栄和(ロンあがり) 他のプレイヤーが和了牌を打牌したとき、これに対して和了を宣言すること。発声は「ロン」。詳細は後述。 稀に次のような方法で和了することもある。 嶺上開花(リンシャンカイホウ) 槓を行った後に嶺上牌を取得して和了すること。発声は「ツモ」。ツモ和了として扱われることが多い。詳細は嶺上開花を参照。 搶槓(チャンカン) 他のプレイヤーが和了牌を加槓しようとするとき、これを妨げて和了すること。発声は「ロン」。ロン和了の一種として扱われる。詳細は搶槓を参照。 天和(テンホー) 配牌の段階で和了形が完成している状態。親の場合しか起こらない。厳密には鳴きが一切ない親の第1ツモ牌(天牌)でツモ和了する役なので、ツモ和了の一種と見ることもできる。発声は「ツモ」であるとされることが多い。詳細は天和を参照。 流し満貫 流局時に自分の捨て牌がすべて么九牌だった場合。和了扱いか流局扱いかは取り決めによるが、流し満貫そのものを採用しないルールもある。点数の支払い上はツモ和了相当として扱われるが、成立した場合でも「ツモ」「ロン」のような発声はない。詳細は流し満貫を参照。
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