呼ばうとは? わかりやすく解説

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呼ばう

読み方:よばう
別表記:喚ばう婚う

「呼ぶ」の意味用いられることのある表現。その限りにおいては相手に声をかけて注意を引くような動作を指すと捉えられる語。

「呼ばう」は古語における「呼ばふ」を現代仮名遣い表記した語といえる古語における接尾辞「ふ」は、継続反復の意味加えられる助動詞である。

古語におけいては「呼ばふ」は「繰り返し呼び続ける」という意味合い転じて、男が女に言い寄る求婚する)という意味をも取りうる。

よば・う〔よばふ〕【呼ばう/喚ばう】

読み方:よばう

[動ワ五(ハ四)]動詞「よ(呼)ぶ」の未然形接尾語「ふ」から》

呼びつづける。何回も呼ぶ。

「『行徳!』と—・って入って来て勝手口へ荷をおろす出入魚屋の声も」〈藤村桜の実の熟する時

(「夜這う」「婚う」とも書く)言い寄る求婚するまた、女の所へ忍んで通う。

「女のえ得まじかりけるを年を経て—・ひわたりけるを」〈伊勢・六〉



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