告白、逮捕、そして有罪判決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 04:46 UTC 版)
「エリザベス・ウェットローファー」の記事における「告白、逮捕、そして有罪判決」の解説
2016年9月16日、ウェットローファーは、薬物中毒リハビリプログラムのために入院していた精神病院にて、これまでの患者の殺害や殺害未遂をスタッフに告白した。スタッフはオンタリオ大学看護学部とトロント警察に通報した。それから彼女は「意図的に患者に害を加えていて、今警察の捜査を受けているため」登録看護師としての資格を放棄したい旨、個人的に電子メールを送っていた。病院のスタッフに4ページの手書きの告白文書をファックスした。 ウェットローファーはこの病院で告白する前から何度も、自分が患者を殺害していることを告白していたが、告白を受けた弁護士は誰にも言わないようにと助言し警察にも通報しなかった。 警察において2時間の事情聴取と供述をした後、ウェットローファーは10月25日に正式に8人の殺人で起訴された。さらなる捜査により、彼女はまた、4件の殺人未遂と2件の傷害で2017年1月13日に起訴された。彼女は予備審問の権利を放棄し、2017年6月1日にすべての容疑を法廷で告白した。2017年6月26日、ウェットローファーは25年間の仮釈放の可能性がない8件の終身刑を宣告された。 彼女の告白の中で、自分は「善と悪の違いを知っていた」と認めつつ「衝動」によって自分で自分をコントロールできなかったとし、「神だか悪魔だか何でも良いけど、私にそれをさせたがったの」と述べた。殺人の後、彼女は「衝動を感じた。そして自分の笑い声が聞こえたの。それは…まるで地獄からの地響きのようだった」と述べた。彼女は警察に対し、なんとか殺害をやめようとしていたと供述し、友人や別れた以前パートナー、さらには牧師にも殺害について話していたが、誰も真剣に受け止めなかったという。
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