名称と規模
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 23:38 UTC 版)
一般的に大規模な(参加者および発表者が多い)ものを会議(conference)と呼ぶ。会議に比べ小規模なものを研究発表会、研究会、ワークショップ(workshop)と呼ぶことが多い。シンポジウムも比較的小規模なもののことを指し示すことが多い。 これらはシングルトラック(single track)かマルチトラック(multi track)で構成される。シングルトラックは、ある時間帯には1つのセッションのみが行なわれる形式である。マルチトラックは、複数のセッションが複数の場所(部屋)で同時に行われる形式である。マルチトラックの場合、全員が参加するセッションのことをプレナリーセッション(英称: Plenary session)と呼ぶ。 大きな会議では、一つおよび複数のセッションをワークショップとして実施する場合もある(当然、マルチトラックで行われる)。このようなときのプレナリーセッションを本会議と呼ぶことがある。 組織としての学会(以下、学会)の多くは定期的に全国大会や年次大会と呼ばれる会議を主催している。これは、学会の支部で開催される会議/研究会に対しての呼称である。 研究会やワークショップは、学会の(組織としての)研究会/SIG(Special Interest Group)が主催して行うことが多い。このため、研究会やワークショップは、会議に比べてより議論を重視する傾向がある。
※この「名称と規模」の解説は、「学会 (会議)」の解説の一部です。
「名称と規模」を含む「学会 (会議)」の記事については、「学会 (会議)」の概要を参照ください。
- 名称と規模のページへのリンク