同社代表の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 03:52 UTC 版)
亞書について、同社代表は、「まだ1冊も売れていない」と述べている。時事通信によると、同書は「注文を受けてから製本するオンデマンド出版本で、販売実績はない」とされているが、他方で同社代表は朝日新聞社の取材に対して「1巻につき20部作っています」とも述べている(112巻まで作ったということなので、112×20=2240冊の『亞書』が存在していることになる)。 この「亞書」の著者として記されている人物「アレクサンドル・ミャスコフスキー」は、架空の人物で、実際は同社代表が自分で書いたという。同書の内容は、「パソコンでギリシャ文字をランダムに即興的に打ち込んだものなので、意味はない」という。また、自分でレーザープリンタで印刷したと述べている。 週刊新潮によると、同社代表は、亞書にはレーザープリンタ2台100万円など計1500万円の費用が掛かっており、赤字だと主張しているが、この1500万円のうち「800万円が僕の人件費です」と述べている。 これに対して、板倉宏日本大学名誉教授(刑法)は、「800万円の人件費が正当な対価とは到底、認められません」「高額な代償金を得ようとしたとしか思えない」と述べている。
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