同盟会の一員に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 05:49 UTC 版)
九江の大商人の家庭に生まれる。呉鉄城は幼い頃から英文を学び、九江同文書院に入学した。1909年(宣統元年)、九江に赴任してきた林森と知り合い友人となる。呉は林とともに革命派宣伝機関設立に活動し、自身も林の紹介で中国同盟会に加入した。 1911年(宣統3年)10月、武昌起義(辛亥革命)が勃発すると、呉鉄城も江西省の革命派蜂起に参加した。10月23日、革命派の江西軍政府が成立すると、呉は総参議に任ぜられ、軍事と関連する民政事務に責任を負った。11月、呉は林森とともに上海、南京に赴き、各省都督府代表会議に出席した。12月、孫文(孫中山)が帰国すると、呉はこれと対面し、祖籍が同郷であることから孫の側近として起用されている。
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