吉武安正とは? わかりやすく解説

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吉武安正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/18 04:20 UTC 版)

吉武 安正(よしたけ やすまさ、1899年明治32年)5月11日[1] - 1967年昭和42年)2月14日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将

経歴

佐賀県出身[1][2]1921年(大正10年)7月に陸軍士官学校第33期卒業[3]1930年(昭和5年)12月に陸軍大学校に入学し、1933年(昭和8年)11月に同校第45期卒業[4]

1940年(昭和15年)8月、陸軍省人事局補任課高級課員、1941年(昭和16年)3月、参謀本部防衛課長を経て、同年8月、陸軍大佐に進む[2]大東亜戦争に突入すると1943年(昭和18年)3月、歩兵第233連隊長に補され[2]宜昌に展開する[1]

内地に帰還し、1944年(昭和19年)3月、教育総監部第1課長兼参謀本部教育課長を経て、1945年(昭和20年)3月、兼職を免じられ、同年4月、第57軍参謀長に補され、同年6月、陸軍少将に進んだ[2]。本土決戦に備え鹿児島県財部に防衛陣地を構築中に終戦を迎えた[1]。終戦後の10月18日には佐賀連隊区司令官に就任した[5]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[6]

脚注

  1. ^ a b c d e 福川 2001, 795頁.
  2. ^ a b c d 外山 1981, 449頁.
  3. ^ 外山 1981, 446頁.
  4. ^ 外山 1981, 付録第一29頁.
  5. ^ 第3号 昭和20年10月20日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120947900 
  6. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」194頁。

参考文献

  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。 ISBN 4829502738 



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