吉本興業へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 02:53 UTC 版)
以後、仕事に恵まれない現状が続き、自暴自棄となったMr.ボールドは、ある時、大酒を呑んで泥酔したままステージに立って一輪車パフォーマンスを行おうとした直後に、後方へ真っ逆さまに転倒し、首の骨を折る重傷を負う。一時は全身不随の危機に晒されたが、長期入院の末に奇跡的な復活を果たした。 その後もマスコミ露出は少なく、マイナー芸人の位置に甘んじたが、舞台では大ウケをとり続けた。バブル経済時期には、一万円のおひねりが飛び交ったと述懐している。自身の芸については「お客さんに毒づいてお金貰うんやもん、こんな邪道あらへんで」としていた。私生活ではレザー系の衣服のマッチョなスタイル・言動で知られた。 1990年代に入って吉本興業入りし、なんばグランド花月の舞台出演を中心に活躍することとなる。舞台では独特の芸で毎回客席を爆笑の渦に巻き込み、やがて「絶対スベらない芸人」の異名を取ることとなる。ラスベガス公演や吉本芸人の中国公演でも、Mr.ボールドの芸は海外の観客に大受けだった。
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