各種覚醒方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 05:50 UTC 版)
クンダリニー・ヨーガとして、呼吸法を重視するもの、ムーラバンダ(英語: Mula Bandha)と呼ばれる肛門の締め上げとクンバカ(英語: Kumbhaka)(止息)を重視するもの、尾てい骨に衝撃を加えるものなどがある。ヨーガ指導者の成瀬雅春は、準備段階を経ることを前提に、ムーラバンダとクンバカを主体とする「シャクティチャーラニー・ムドラー」こそが、最も安全・確実な覚醒方法だと思われると述べており、自著『クンダリニー・ヨーガ』においてその手順を公開している。なお、身体の一部に衝撃を加えるものの場合比較的簡単に覚醒してしまうが、安全に覚醒できる可能性は極めて低く、大抵の場合は後述のクンダリニー症候群に陥ってしまうとされる。 瞑想の熟練者の場合、瞑想中に突然覚醒することがあるが、これもやはりクンダリニー・ヨーガ同様クンダリニー症候群に陥る可能性がある。ゴーピ・クリシュナの体験などがこれに該当すると[誰が?]主張している。 クンダリニー・ヨーガに相似するものとしては、チベット仏教のゾクリム(究竟次第)などがある。また、グル等が弟子に対し直接手を触れるなどして高い霊性の受け渡しを行うシャクティーパット等、他者の力を呼び水とする方法もある。 性欲を昇華させたものがクンダリニーとなるため、覚醒法全般において梵行(性的な事柄を避ける)修行が重要となる[要出典]。
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