各社のコンポーネント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 01:31 UTC 版)
「コンポーネント (自転車)」の記事における「各社のコンポーネント」の解説
自転車部品を広範に作りしかも一定の品質で大量に供給することができるメーカーは非常に少ない。そういったコンポーネントメーカーはシマノ、カンパニョーロ、SRAMだけである。近年まではその3社に絞られていたが、FSAやROTORなどのパーツメーカーも少量ではあるものの、コンポーネントを販売している。以前は、日本のマエダ工業(サンツアー)、イタリアのジピエンメ、レジナ[要曖昧さ回避]、フランスのマヴィック、スイスのエドコ、スペインのゼウスなどからもセット販売があった。イタリアのミケなどのように他社であるシマノやカンパニョーロのパーツと組み合わせてコンポーネントを構成するメーカーも存在する。MTB用パーツメーカーとして有名なSRAMが、2007年から独自コンポーネントの販売を開始した。ダイヤコンペ(吉貝機械金属)はこれのOEM供給を受け、ロードバイク用変速機を販売した。 自転車構成部品メーカーはコンポーネントメーカー以外に、上記のダイヤコンペやスギノテクノなど、単体の部品(パーツ)メーカーが未だ多数存在している。これらの部品メーカーは普及品での完成車への部品供給よりも高級あるいは専門のニッチ領域を対象としていることも多い。これらのパーツをロードバイクに組み込むことも可能である。自転車競技のトップ選手の中にもスポンサー企業から無償供給されたコンポーネントではなく、自費購入の楕円形のギヤ板などを使用することがある。
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