各カントリーの単独参加の可能性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 02:47 UTC 版)
「イギリスのユーロビジョン・ソング・コンテスト」の記事における「各カントリーの単独参加の可能性」の解説
スコットランドは2009年大会への参加を計画していた。スコットランド国民党は長年にわたり、スコットランドのユーロビジョン参加を訴え続けてきた。しかし、スコットランドがイギリス(連合王国)の一部であり、英国放送協会がイギリスのユーロビジョンを代表していることから、スコットランドの参加は拒否され続けてきた。2008年2月11日、欧州放送連合は、スコットランドの放送局が欧州放送連合に加盟することは可能としつつ、現行の規定ではユーロビジョンに関しては英国放送協会がイギリス全体を代表する排他的権利を有するとした。スコットランドを代表しうる放送局としてはSTV、Border TV、BBC Scotlandがある。欧州議会議員のアラン・スミス(Alan Smyth)は欧州議会にて、「他の小国は(大会に参加)できた。このプロセスを進める全ての放送局を、私は喜んで助けたい。」と述べた。もしスコットランドが参加すると、ウェールズや北アイルランドの参加にも道が開かれることになる。ウェールズの放送局S4Cは既に参加意欲を表明しており、のみならず毎年ウェールズの国内大会Cân i Gymruを開催している。しかし、2008年5月、イギリスが2009年大会に参加することが発表され、これによってスコットランドが単体で大会に参加することはできなくなった。 ウェールズはユーロビジョンへの参加の計画がないが、2018年からジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテストに参加している。 北アイルランドはいずれも参加していなかったが、同地域出身の歌手はアイルランド代表として出場したことが多い。
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