各カテゴリーの目安
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 20:41 UTC 版)
山岳地点の各カテゴリーは、基本的に各レースの主催者が独自の判断で付与するものであり、統一的な基準は定められていない。ただグランツールなどの本格的ステージレースの場合、おおむね次のような傾向を持っている。 超級:標高差1000〜1500m以上 1級:標高差600〜800m以上 2級:標高差400m以上 3級:標高差150〜200m以上 4級:それ以下。主催者の判断に委ねられる。 この他、勾配の厳しさやコース中の位置なども考慮される。勾配は、平均で4〜5%以上、最大で6.5%以上あることが多い。ツール・ド・フランスでは、コース中最も厳しい勾配でも10%前後であるが、ジロ・デ・イタリアでは22パーセント(モンテ・ゾンコラン)、ブエルタ・ア・エスパーニャでは23.5パーセント(アングリル)といった、“激坂”とも呼ばれる厳しい勾配が登場することがある。
※この「各カテゴリーの目安」の解説は、「山岳賞」の解説の一部です。
「各カテゴリーの目安」を含む「山岳賞」の記事については、「山岳賞」の概要を参照ください。
- 各カテゴリーの目安のページへのリンク