史部とは? わかりやすく解説

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ふひと‐べ【部】

読み方:ふひとべ

大化前代記録・文書をつかさどって朝廷仕えた部民応神天皇のときに渡来したという王仁(わに)の子孫西史部(かわちのふひとべ)と阿知使主(あちのおみ)の子孫東史部(やまとのふひとべ)の二大勢力があった。


史部

読み方:フヒトベ(fuhitobe)

古代、史の職務遂行のために置かれた部。

別名 史戸


史部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/21 16:56 UTC 版)

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史部(ふひとべ)とは、古代朝廷において文書記録の作成など文筆にかかわる職務に奉仕した氏族[1]

史部には文筆をもって奉仕した氏族の人々を指す場合とその部民(史戸)を含めて指す場合があるため注意を必要とする。

史部のほとんどが中国大陸朝鮮半島よりの渡来人の系譜をひくものとみられる[1]。「東西史部」と称せられるように、大和に本拠を置く東漢氏一族の文直氏と、河内に本拠を置く西文首氏が二大勢力を構成していた[1]。そのうち東漢氏は直、西文氏は首のを与えられた他は「」の姓を与えられていた。

律令制の下においても専門家の子孫として子弟に対する大学寮への入学資格が優先的に与えられるなどの待遇を受けた。

脚注

参考文献


「史部」の例文・使い方・用例・文例

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