だい‐わ【台輪】
台輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/13 09:25 UTC 版)
名古屋型の山車は、駆動部に台輪を置く構造をしており、台輪の外側に車輪を取り付ける外輪式である。車輪は合成した木材の外側に鉄輪をはかせる方式であり、山車形態の似た知多型に比べ、車輪の直径が大きい。また、車輪が外に出ている分、危険であるため、輪懸を設置している。
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台輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:24 UTC 版)
知多型の山車は、駆動部に台輪を置く構造をしており、その多くが、台車を台輪で覆う内輪式である。 台輪は「台車部(台輪内)」「平台輪(車体側面)」「妻台輪(車体前後)」「置台輪(台輪上部)」からなり、俯瞰すると、平台輪が車体の前後に大きく突き出した、変則的な井桁形をしている。また、平台輪の端部は、兜金と呼ばれる金属細工がはめられたり、木鼻と呼ばれる彫刻処理を施されることが多い。 台車部分の内、車輪自体(多くが松等の大木の輪切りで「ゴマ(護摩)」「ハマ」などという。以下ゴマ)が著しい消耗品であるため、内輪式の知多型では、ゴマを長く使うことを前提として、なるべく台輪の下部分に台車の車軸が来るようにしている。そのために、ゴマを新しいものに交換して数年の間は、台輪が地面と大きく離れてしまうこととなるので、山車を保有する組織によっては、曳き手の安全対策と見栄えの観点から、ゴマ隠しと言う、比較的着脱が容易な部材を、平台輪や妻台輪の下につける事がある。 なお、ゴマ隠しにも彫刻を施すのが一般的である。
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