台湾省臨時省議会(1951年12月 - 1959年6月)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 08:59 UTC 版)
「台湾省議会」の記事における「台湾省臨時省議会(1951年12月 - 1959年6月)」の解説
結局、直接選挙による省議会の組織は見送られ、1951年12月、県・市議会の間接選挙による臨時省議会が組織された。議員数は55名(第三期は66名)で、各県から最低1人、人口10万人を超えるごとに1名追加された。また先住民である「原住民族」(当時は「山地同胞」と呼称された)出身の県・市議員の互選により、別途1名(後に平地原住民族1名、山地原住民族1名の計2名)が選出された。当初任期は2年だったが、3年に延長された。1953年の第二期議員選挙から直接選挙が実現し、第三期まで臨時省議会として選挙が行われた。そのため、臨時性が薄れたとして、1959年に省議会への改組が決まった。なお、1958年に台湾省政府の移転にあわせ、台北市から現在の所在地(台中県)に移転した。
※この「台湾省臨時省議会(1951年12月 - 1959年6月)」の解説は、「台湾省議会」の解説の一部です。
「台湾省臨時省議会(1951年12月 - 1959年6月)」を含む「台湾省議会」の記事については、「台湾省議会」の概要を参照ください。
- 台湾省臨時省議会のページへのリンク