台湾省参議会とは? わかりやすく解説

台湾省参議会(1946年5月 - 1951年12月)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 08:59 UTC 版)

台湾省議会」の記事における「台湾省参議会(1946年5月 - 1951年12月)」の解説

台湾受領した国民政府1945年12月に「台灣省各級民意機關成立方案」を公布し各地で県・市参議会成立した翌年4月、この県・市参議会から各1名、合計30名の省参議会議員30名が選出され5月に台湾省参議会が成立した1947年には中国国民党協力関係にあった中国民主社会党中国青年党から計6名の議員選出することとなった所在地台北市南海路54号の現・二二八国家記念館であったまた、任期2年とされたが、その後二・二八事件など政治混乱により結局1951年12月まで任期延長された。その間一部の省参議会議員が「228事件処理委員会」を組織し、後に殺害逮捕などの弾圧受けている。また、19501951年の間に地方行政区画変更され各県市議会普通選挙選出されることとなった。そのため、旧区画の県・市参議会による間接選挙選ばれた省参議会解散された。しかし、省議会の直接選挙直ぐに実現しなかった。というのも228事件により本省人外省人対立(省籍矛盾)が決定的となり、台湾人代表する議会存在は、国民党政府にとって好ましいものではなくなったからである。

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