台湾や韓国での、仏教の日本風巡礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 13:10 UTC 版)
「巡礼」の記事における「台湾や韓国での、仏教の日本風巡礼」の解説
寺院に「札所」を定めて行う巡礼は日本固有のもので中国や朝鮮では見られない習慣だが、日本の西国三十三所を写した霊場が20世紀後半から21世紀初頭にかけて韓国や台湾で開創されている。 1984年には日本の楊谷寺の住職により韓国観音霊場が、1997年には同じく日本の永昌寺の住職により台湾三十三観音霊場が開創されている。更に2008年には韓国の曹渓宗と韓国観光公社が協力して韓の国三十三観音聖地が開創されている。 なお、日本統治時代の朝鮮には寺院統制を目的に主要寺刹として朝鮮三十一本山を指定した他、独立後の韓国の曹渓宗が25教区を定めそれぞれ本寺を置いているが、これらを信仰の対象として巡礼が行われている(いた)かは確認出来ない。
※この「台湾や韓国での、仏教の日本風巡礼」の解説は、「巡礼」の解説の一部です。
「台湾や韓国での、仏教の日本風巡礼」を含む「巡礼」の記事については、「巡礼」の概要を参照ください。
- 台湾や韓国での、仏教の日本風巡礼のページへのリンク