可動スピードバンプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 22:18 UTC 版)
「ハンプ (道路)」の記事における「可動スピードバンプ」の解説
可動スピードバンプ(dynamic speed bump)は一般的なスピードバンプとは違い、ある一定の速度を上回って走行する車両に対して作動するもので、これより低速で運行する車は通常通り走行できる。また、高速で通過する緊急車両に対しても作動しない。 スウェーデンではActibump systemとして実用化されており、制限速度を上回って走行する車両をレーダーで検知すると、路面に設置された可動装置が陥没するものである。通常は路面と一体になっている。 他の機構としては、安全弁を接続したゴム製ハウジングを利用し、速度判定とバンプの役割を果たすものがある。車両が指定の速度を下回る場合は弁を開けてそのまま通過できるようにし、上回る場合は弁を開けない(空気を入れたまま)。大型車や緊急車両に対しては弁を開けたままで対応する。
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