古市 - 橿原神宮前・吉野間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:08 UTC 版)
「近鉄南大阪線」の記事における「古市 - 橿原神宮前・吉野間」の解説
この区間は古市駅 - 橿原神宮前駅間での運転が基本(早朝上下線・深夜上りには吉野線直通もあり)で、この区間では準急も各駅に停車するものの、準急の多くが長野線直通としているため、普通を運転することで運転本数を確保している。2021年7月3日のダイヤ変更から昼間10 - 14時台は運転がなくなり、大阪阿部野橋駅発着の準急が代わりを果たしている。この区間列車は古市駅で河内長野駅発着の準急と接続を行い、尺土駅で吉野駅発着の急行と緩急接続を行っている。また上り列車の一部は古市駅で古市駅発大阪阿部野橋行き普通とも接続を行う(乗り継ぐことにより、後続の河内長野駅発準急より河内松原駅までの各駅へ先着する)。 また平日の上りは朝は古市駅 - 御所線近鉄御所駅間の直通列車が運転主体となるため、尺土駅 - 橿原神宮前駅間の区間運転列車が運転される。夕ラッシュには終点の橿原神宮前駅にて、吉野線橿原神宮前駅 - 吉野口駅間の普通に系統変更して引き続き運転されたり、古市行の普通が御所行きに行き先変更をして実質大阪阿部野橋発御所行きとして運転されている列車もある。2012年3月20日のダイヤ変更では夕方ラッシュ時の古市駅で急行に種別変更を行う準急が全区間準急として運転される(藤井寺駅以東は各駅に停車)ために同時間帯は古市 - 橿原神宮前駅間は全列車準急として運転されるようになった。これにより御所線への直通運転や尺土駅 - 橿原神宮前駅間の区間運転列車はなくなった。しかし2015年時点で朝と夕方に古市駅発着で御所線への直通列車が設定されている。 長野線への直通列車は深夜に河内長野発大阪阿部野橋行きが、また平日の早朝には河内天美発で、土休日の早朝には大阪阿部野橋発で河内長野行きが、さらに平日の朝ラッシュ終了時には富田林発大阪阿部野橋行きが運転されている。 編成両数は大阪阿部野橋駅 - 古市駅間は最大6両編成、長野線直通列車は4両または5両編成、古市駅 - 橿原神宮前駅間および御所線直通列車は2両 - 4両編成(一部列車は2両編成のワンマン運転を実施)で運転されている。
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