取組編成会議・番付編成会議の書記
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「行司」の記事における「取組編成会議・番付編成会議の書記」の解説
取組編成会議・番付編成会議において審判部が決定した取組・番付を記録する書記を務める。 取組編成会議の書記には5人一組であたり、割場長、巻き手、つなぎ手などの役割を担う。幕内以上の翌日の取組については「顔触れ」と呼ばれる和紙に書き写し、中入り後に土俵上で顔触れ言上(かおぶれごんじょう)を行う。番付編成会議の書記には3名一組であたり、番付および勝負結果の原簿である「巻き」と呼ばれる和紙をまず作成し、約10日間がかりで番付を作成する。番付は、根岸流と呼ばれる独特の相撲文字で隙間がないようにして記載する。これは、満員御礼になるように客がびっしりと入るようにとの願いを込めて書かれる。現在の番付は、三役格行司の木村容堂を中心に作成されている。
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