参議院予算委員会での質疑と答弁
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「1999年の紀伊國屋書店における漫画撤去問題」の記事における「参議院予算委員会での質疑と答弁」の解説
2013年5月8日、山田太郎参議院議員(みんなの党所属)が参議院予算委員会にて、児童ポルノ禁止法改正案による漫画やアニメ規制についての質疑をした際、本事件を取り上げた。この中で山田太郎は、本事件が示すように法規制が行われれば、名作や芸術と認められた作品まで自主規制などで店頭から撤去されるなど萎縮が起こり、クールジャパンに大きな悪影響を与えるだけでなく、憲法が保障する表現の自由を大きく損ねると、安倍晋三内閣総理大臣や麻生太郎副総理に指摘した。この漫画やアニメに対する規制の是非を問いただす質疑に対し安倍総理は、児童の性を描いた漫画やアニメは、児童を性の対象とする風潮を助長する可能性がある一方、表現の自由に深く関わるため、慎重な考慮が必要と答弁。また麻生副総理は、漫画は子どもが読むものという事情が、規制対象として扱われる理由であると述べた。
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