原田日記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:25 UTC 版)
『西園寺公と政局』(岩波書店、全8巻・別巻1、新版2007年ほか、校訂は林茂ほか)、初版は1950年(昭和25年)6月より出版、度々重版された。1930年(昭和5年)から、西園寺が没する1940年(昭和15年)までの西園寺を取り巻く政局動静を、近衛秀麿夫人・泰子を筆記役に口述(400字詰原稿用紙7,000枚に上る厖大なもの)、没後は里見弴(本名:山内英夫)に原稿整理を委託するが、軍部が同日記を危険視したため中絶(『日記』解説より)。原田没後に行われた東京裁判にて、証拠として『木戸日記』と共に採用された。 編著『陶庵公清話』(岩波書店、1943年、新版1984年)。編集出版は上記と共に吉野源三郎が関わった。 『原田熊雄関係文書』(尚友倶楽部原田熊雄関係文書編纂委員会編、同成社、2020年)
※この「原田日記」の解説は、「原田熊雄」の解説の一部です。
「原田日記」を含む「原田熊雄」の記事については、「原田熊雄」の概要を参照ください。
- 原田日記のページへのリンク