原田村と誓願寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 16:23 UTC 版)
北城と南城の西側に原田村が位置している。原田村の中心地に誓願寺がある。誓願寺は浄土真宗の寺院で文亀元年(1501年)に地元衆によって創立されたと伝えられている。天文の錯乱の時に細川晴元軍と本願寺軍は争乱となったが、原田城は本願寺軍の一部として戦ったことから、本願寺と原田城との関係は深いと考えられている。誓願寺と村との結びつきは早くから密接なものがあったと推察されている。憶測すれば、原田村は誓願寺の寺内町として編成されたということも考えられなくはないであろうとしている。 また原田村の西側には鍵の手形の道路が多い。このような道路の形状は城下町や寺町の特有のもので、中世の末期に原田村が形成された。原田村自身は以前より存在していたが、現在の形状とは違ったものであった。 誓願寺の山門 原田村への基幹水路 原田村をはしる鍵の手状道
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