原毛に採用される主な動物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/13 01:55 UTC 版)
ブタ - 白豚毛は、油彩用として最重要の原毛。 リス - 黒色のリス毛は、極めて柔らかくしなやかで含みが良い。白色のリス毛は日本画筆の金泥刷毛などに使われる。 クロテン(Sable) - ロシアンセーブル(Russian sable) などと呼ばれる。揃いが良く、弾力があり、高価。 チョウセンイタチ - レッドセーブル(Red sable、コリンスキー) などと呼ばれる。揃いが良く、弾力があり、高価。 ヨーロッパケナガイタチ(European polecat) - ブラック セーブル(Black sable)、フィッチ(fitch)、ポールキャットの名で知られる。毛はレッド セーブルよりは固く太いが、揃いは良く、弾力もある。 マングース アナグマ ムジナ - 主にアナグマを指すが、タヌキやハクビシンを指したり、これらの種をはっきり区別することなくまとめて指している場合もある。 オロンピ - パーミー。 タヌキ ウマ - 日本ではイミテーションオックスの主要原毛として採用されて重宝されている。単独で採用される場合もある。「熊毛」はウマの毛を指すことがある。 ウシ ヤギ - 「羊毛」はヤギの毛を指す。 ネズミ - 和筆にはネズミの毛を用いたものもある。 ジャコウネコ - 2000年前後に、世界最大のブラシ専門メーカーであるラファエルのラインアップから消滅した。また、それ以前から重要な原毛ではないという指摘はされていた。 ネコ - 白猫の背筋毛のみが使用される。
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