原始王朝時代とは? わかりやすく解説

原始王朝時代(黎明期、上エジプト、下エジプト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:13 UTC 版)

古代エジプト」の記事における「原始王朝時代(黎明期上エジプト下エジプト)」の解説

エジプト文明誕生し人々定住し農耕開始したのは、およそ紀元前5000年ごろと考えられており、紀元前4500年ごろにはモエリス湖畔にファイユーム文化成立し紀元前4400年ごろからは上エジプト峡谷地帯中心にナカダ文化興った。この時期エジプトはいくつもの部族国家分裂しており、やがてこの国家群が徐々に統合されていくつかの国家まとまりはじめた。ただし統合され部族国家地域的なまとまりをもち続け上エジプト22下エジプト20合計42あるノモス呼ばれる行政地区としてエジプト王朝行政単位となっていった。紀元前3500年頃にはまず上エジプト、そして下エジプト二つ統一国家成立した考えられている。紀元前3300年頃にはヒエログリフ文字体系確立し太陽暦(シリウス・ナイル暦)が普及した

※この「原始王朝時代(黎明期、上エジプト、下エジプト)」の解説は、「古代エジプト」の解説の一部です。
「原始王朝時代(黎明期、上エジプト、下エジプト)」を含む「古代エジプト」の記事については、「古代エジプト」の概要を参照ください。

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