厚岸大橋の建設とフェリーの廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 14:23 UTC 版)
「厚岸フェリー」の記事における「厚岸大橋の建設とフェリーの廃止」の解説
詳細は「厚岸大橋」を参照 両岸市街地の人口増加や物流の拡大に伴い、フェリーの輸送能力は早々に限界に達していた。水産加工製品は湖南地区に集中していたため、低い輸送能力が鮮度低下を招いており、同じく湖南地区から搬出される木材についても、厚岸湖が結氷しフェリーが欠航しがちな冬季に運搬の最盛期を迎えることから、安定的な交通手段である架橋が求められていった。 1964年(昭和39年)に厚岸大橋架橋促進期成会が発足すると、各方面への要望や陳情が強化され、1965年(昭和40年)から架橋を含めた道道の改良工事の調査が始まった。1969年には試験工事が開始され、1972年に厚岸大橋が完成した。厚岸大橋の完成に伴い、同年9月10日の22時15分の便をもって廃止された。2016年現在、奔渡側に桟橋の一部が残存している。
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