危険性の増大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 03:31 UTC 版)
ガソリンハイブリッド車両はガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせているため、従来の内燃機関車に搭載される、衝突時などに足元に侵入してくるエンジンや、爆発や炎上の原因になりやすい化石燃料、12Vのバッテリーに加え、最大600Vで電気モーターを回すHVバッテリーを搭載している。このバッテリーは従来のバッテリーと比べ電圧が高いなどの理由から感電の際の危険が大きい。特に大型機械に搭載されているキャパシタ(コンデンサ)も同様の理由により感電した場合死亡事故にも繋がりうる。整備工場や事故現場などにおける感電事故が懸念されており、メーカーがレスキュー時の専用マニュアルを公開していることもある。もちろん通常のガソリン車もバッテリーを積んでいるため水没したときには危険を孕むが、ハイブリッドや電気自動車の高電圧バッテリーはそれ以上に危険であるため、国土交通省でも注意を喚起している。
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