南口の商業施設・再開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:34 UTC 版)
八王子駅南口では、1991年から再開発計画はあったものの長らく着工には至らず、バスロータリーと小規模商店や空地などが点在する状態が続いた。 2008年に「八王子駅南口地区市街地再開発事業」が着工、同年1月から41階建ての再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」の建設および駅前広場の整備を行い、2010年11月に竣工、同年12月1日に開業した。再開発ビルには、市民会館「J:COMホール八王子」(4 - 10階・上野町のものを移転。元「オリンパスホール八王子」)や八王子駅南口総合事務所(4階)などの公共施設や、商業施設(1 - 3階)、業務施設(5 - 7階)、住宅(9 - 41階・390戸)、地下駐車場が入居する。2階に地元スーパーのスーパーアルプスが入居したほか、カフェやドラッグストア、3階には飲食店等のテナントが入居している。 再開発ビルの下に整備された駅前広場には「とちの木デッキ」という名称のペデストリアンデッキが新設され、バスロータリーには八王子みなみ野駅から発着している近隣大学の通学バス専用発着場も整備された。2010年11月20日より「とちの木デッキ」およびバスロータリーの完全供用開始に伴い、北口発着分を含めたバス路線の整理が行われた。 また、駅自由通路東側にはJR東日本がビックカメラ、保育所、飲食店等が入居する地上6階・地下2階建ての駅ビル(商業施設)「セレオ八王子南館」を建設し、2010年11月11日に開業した。さらに、駅自由通路西側ではJR貨物による地上5階建て6層の立体駐車場「駐太郎」が開業した。 2016年、駅自由通路西側にJR貨物と住友不動産の共同開発で地上26階建て、地下1階建て住宅商業の複合ビルが着工した。地上6階建ての商業施設部分にはオーパが出店を決定。2018年11月29日に八王子オーパが開業した。 再開発前の南口 再開発事業中の南口
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