半熟練労働者
英語:semiskilled worker
(1)「熟練労働者」と「非熟練労働者」の中間的な位置づけとして定義されることのある、労働者の区分の一つ。国際連合の人口統計では、肉体労働者の下位区分として設けられている。
(2)製品の生産過程における一部の作業に熟練した労働者を意味する語。産業革命期以降の生産規模の拡大により、分業化が進んだことで出現したといわれている。
(3)生産作業の一部を肉体労働ではなく機械に依存する、機械工などの労働者を意味する語。機械工を半熟練労働者と定義した場合、熟練労働者としては機械の設計や製作を担当する技術者を指すのが一般的である。
半熟練労働者
雇用者(353-3)のカテゴリーがさらに細分されることがある。この中には家内労働者 1があり、彼らは自分の家で、時には複数の業主のために働く人達である。雇用者を肉体労働者 2と非肉体労働者 3または事務労働者 3に分けることもある。肉体労働者は、技能 4によってさらに細分することができ、熟練労働者 5、半熟練労働者 6および不熟練労働者 7に区別される。見習 8は時に、雇用者の一部として扱われる。
- 2. 雇用者のもう一つの分類法として、日給または週給の賃金労働者wage earnersと、月給またはそれより少ない頻度で給与を受ける給与労働者salaried employeesがある。合衆国の統計では、職業上の部門を大きくホワイトカラー労働者white collar workers、職人craftsmen、職工operativesおよび非農業労働者non-farm laborersを含むブルーカラー労働者blue collar workers、サービス労働者service workers、農業労働者(356を参照)の四つに区分している。
- 7. 筋肉労働者laborerは、不熟練労働者であり、非常な肉体的重労働を行う人をいう。
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