半消化態栄養剤とは? わかりやすく解説

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半消化態栄養剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:28 UTC 版)

食事療法」の記事における「半消化態栄養剤」の解説

半消化態栄養剤としては多少消化機能要するが易吸収性適応範囲極めて広い。浸透圧低め下痢起こしにくく、味も栄養剤の中では比較良い栄養成分添加もされており欠乏症リスクは低い。エンシュアリキッド、エンシュアH、ラコール、ハーモニックM、ハーモニックFなどが有名である。腸管安静必要な病態消化管機能が高度に障害されている場合適応はない。術前術後栄養管理熱傷神経因性食欲不振症意識障害など中枢神経疾患悪性腫瘍による化学療法放射線療法施行時口腔咽頭食道の狭窄機能障害時に用いられる。エンシュアリキッドやエンシュアHは高濃度経腸栄養剤と言われ水分制限必要な時異化亢進時に好まれる傾向がある。

※この「半消化態栄養剤」の解説は、「食事療法」の解説の一部です。
「半消化態栄養剤」を含む「食事療法」の記事については、「食事療法」の概要を参照ください。

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