千都フォントライブラリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:08 UTC 版)
「ヒラギノ」の記事における「千都フォントライブラリー」の解説
京都に所在する大日本スクリーンは、文字文化の多くの起源が京都にあるとして「千年の都京都」にちなみ自社オリジナルフォントを千都フォントライブラリーと名付けた。 千都フォントライブラリーには、ヒラギノフォントの他に三宅康文デザインによる「ダイゴ」「ケアゲ」「オイケ」の3書体と「フナオカ丸ゴシック体」「キョウゴク角ゴシック体」があった。「ダイゴ」「ケアゲ」「オイケ」の3書体は後にファンシー書体集として提供され、2016年以降は特注商品となっている。 印刷史研究会が近代の鋳造活字をオリジナル通りに覆刻した「日本の活字書体名作精選」も千都フォント仮名書体集として2004年3月に発売された。 2006年には、凸版印刷・字游工房・大日本スクリーンのコラボレーションプロジェクトから生まれた「こぶりなゴシック」が「ヒラギノフォント」に続く千都フォントライブラリーの新書体として発売された。 2010年代半ば以降、ウェブサイト・サポート窓口の名称などで、次第に「千都」にかわって「ヒラギノ」を前面に押し出すようになった。2013年に開設されたヒラギノフォント総合情報サイト screen-hiragino.jp では「ファンシー書体集」「日本の活字書体名作精選」もヒラギノフォントのラインアップに加えられている。
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