十三仏の石像と石動神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 04:57 UTC 版)
「中浜 (村上市)」の記事における「十三仏の石像と石動神社」の解説
中浜集落の北に位置する仏崎にある「鼠齧り岩」の足もとに並べられた石像と神社。十三仏の石像は高さ40cm、石動神社は高さ80cmでど共に石造り。石像は石動神社の右側に3体、左側に10体祀られているがその理由は不明。両神仏とも建立年月や由来などは不明だが、1750年(寛延3年)の古文書に記載されてあることから近世前期が起源であるとされている。毎年8月24日に地蔵講全員が参詣している。もともとは「鼠齧り岩」に一体ずつ洞穴に祀られていた。しかし、明治初期の新道工事に伴い、県道の山側の1か所に集められた。その後、1964年(昭和39年)の国道7号拡張整備の際、現在の場所に移された。以前の石像は風化が著しかった為、現在の十三仏は1953年(昭和28年)に地蔵講が近隣の集落を回り浄財を募り再建したもの。
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