医療ミス・事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 08:10 UTC 版)
「愛知県がんセンター」の記事における「医療ミス・事故」の解説
2019年(令和元年)11月13日(発表)の男性患者(70代)が2018年(平成30年)6月、他の病院で悪性リンパ腫と診断され、治療のため当センターを受診。この際、抗体検査でB型肝炎ウイルスの感染歴があることが分かった。同月から抗がん剤による悪性リンパ腫の治療を開始。免疫機能の低下でB型肝炎が再活性化する恐れがあるため、ガイドラインでは月1回の検査が定められていたが、主治医は2回目以降の実施を失念していたという。男性は2019年(平成31年)1月、転院先の病院で肝炎の再活性化による肝不全で死亡した。センターは「検査を実施していなかったため肝炎の再活性化に早期に気付くことができず、適切な治療を行うことができなかった」と説明。家族に謝罪した。
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