北朝鮮ミサイル発射対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:00 UTC 版)
「パトリオットミサイル」の記事における「北朝鮮ミサイル発射対応」の解説
2009年4月5日の北朝鮮によるミサイル発射実験に際しては3月7日に弾道ミサイル破壊措置命令が発令されていたが、追尾・解析の結果、日本へ落下しないことから迎撃は行われなかった 。PAC-3は、ミサイルの発表予定軌道に近い岩手県の2か所(岩手駐屯地(滝沢村)、岩手山中演習場(八幡平市、滝沢村)と秋田県の3か所(秋田駐屯地(秋田市)、新屋演習場(同)、航空自衛隊加茂分屯基地(男鹿市)に、浜松基地から清水港などを経由する経路で配備された。また、市ヶ谷駐屯地、朝霞駐屯地、習志野駐屯地へも移動配備された。入間基地から朝霞駐屯地と市ヶ谷駐屯地、習志野駐屯地から市ヶ谷駐屯地、霞ヶ浦分屯基地から朝霞駐屯地へと移動した。 2016年頃から北朝鮮による事前に発射の兆候が掴みにくい移動式発射台でのミサイル発射が相次いだことを受け、破壊措置命令が常時発令の状態となっているため、24時間体制で迎撃準備に当たっている。
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