北アメリカの四季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 08:09 UTC 版)
北アメリカの気候は極めて多様で、四季性が明確的なものある。富裕で自然資源のある土地を有し、世界一の生物多様性も有しながら、自然災害も頻繁に発生するのは最大の特徴。アメリカ本土の四季によれば、北東部から北にかけて湿潤大陸性気候が占め、春は暖かい・夏は雨が多くて暑い・秋は乾燥で涼しい・冬は結構寒い。この気候影響で果物に育ちやすい自然環境になっている。リンゴ・オレンジ・ブドウ・パイナップル・イチゴ・モモ・スモモ・サクランボ・スイカなど、ほぼ地球中全種類の果物が栽培できる。 東部から中央部は亜寒帯湿潤気候だが、グレートプレーンズ周辺や、カナダと米国の国境部では暑くなる日も多い。エリー湖やオンタリオ湖南岸はアメリカの平野部で最も降雪量が多い。南東部から南部は温暖湿潤気候で、フロリダ南端ではサバナ気候が見られる。西部は一般的に乾燥していてステップ気候が広く見られ、メキシコと米国の国境付近では砂漠気候が確認できる。さらに、太平洋岸南部は地中海性気候だが、太平洋岸北部へ進むとアラスカ南東端と同じく西岸海洋性気候となる。最北部が北極圏に属するアラスカは、年間を通じて冷涼な気候である。一方、太平洋上の諸島であるハワイは温暖な気候で、ビーチリゾートとして人気がある。
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