勝浦峯ノ畑古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 06:35 UTC 版)
前方後円墳で全長は97メートル(資料によって100メートルとも)。埴輪・葺石がある。後円部に横穴式石室がある。石室内部を三等分するように2本の石柱が立つ形式は日本唯一である。出土品は画文帯神獣鏡、内行花文鏡、珠文鏡、鹿角装具付大刀40、鹿角装具付鉄剣4などの鉄製武器類、ガラス玉1万以上を含む玉類などがある。出土品には以上のほかに金属製品の残片がある。これら残片を調査検討した結果、百済からの舶載品である金銅龍文透彫冠帽の存在したことが確実視され、他に金銅製の帯金具、耳飾などがあったとみられる。古墳は5世紀中頃の築造とみられる。
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