効果的なアンダークロックを行うために
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/01 08:35 UTC 版)
「アンダークロック」の記事における「効果的なアンダークロックを行うために」の解説
クロック周波数を下げても、性能を高めに保ちたいならばベースクロックを下げないようにする。ベースクロックはメモリやチップセットなどCPU以外の部分にも影響するためである。従ってベースクロック266MHz・クロック倍率6倍による1596MHz動作と、ベースクロック200MHz・クロック倍率8倍による1600MHz動作と比較すれば前者の方が高性能となる。 ベースクロックの変更は、システムによってはトラブルの原因になりうる。ベースクロックの周波数に伴って、AGPバスやPCIバスの周波数が変化する古い製品では、66MHz以外のベースクロック周波数に変更するのは注意が必要である。 アンダークロックに設定し、しばらく運用してみて特別に問題がなければ、CPUに与える電圧を少し下げてみるとよい。特に発熱を抑えたい目的のアンダークロックならば、この点は取り組む価値がある。ただし電圧を下げて不安定になるようならば元の電圧に戻さなければならない。したがって、電圧を変更する際はどのようにして元の設定に戻すか、その方法を知っておく必要がある。
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