削蹄とは? わかりやすく解説

さく‐てい【削×蹄】

読み方:さくてい

馬や牛のひづめを削ること。放し飼い比べて飼い場合摩耗少なく、ひづめが伸びすぎるために一定期間ごとに行う。


削蹄(さくてい)


乳牛の蹄、つまり爪は、1ヵ月で3から10cm伸びるといわれています。堅い地面との摩擦で自然な状態を保っていればいいのですが、牛舎にいることが多くなって、運動量少なくなると爪が必要以上に伸び て、歩くことも不自由になり、爪の病気になることさえあります。そこで、削蹄、つまり爪を切る必要が生じるのです。およそ、1年に2回が目安です。
ちなみに、蹄刀とよばれる道具や蹄やすりなどが使われていますが、電動の削蹄機が使われることもあります


削蹄
削蹄するとこは、牛が動かないように
写真のような「粋場」に牛を固定します





<ミルククラブ情報誌'96 SPRING vol.19より>

削蹄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)

乳牛」の記事における「削蹄」の解説

ひづめを削ること。日本乳牛96%で削蹄が行われている。 「自然放牧の牛は採餌のため1日11時間も歩くことがありひづめはしっかりと割れ擦り減っていく。しかし、牛舎内での飼育ではほとんど歩かないため、ひづめが伸び放題になる。ひづめが伸びすぎると巨体支えられなくなったり、踏んばることができなくなる。また糞尿滑りやすくなったコンクリートの上転びやすくなるこのため定期的にに1-4回削蹄を行う必要がある

※この「削蹄」の解説は、「乳牛」の解説の一部です。
「削蹄」を含む「乳牛」の記事については、「乳牛」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「削蹄」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「削蹄」の関連用語

削蹄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



削蹄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
一般社団法人中央酪農会議一般社団法人中央酪農会議
(C) 2024 Japan Dairy Council All right reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの乳牛 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS