初期の伝道とは? わかりやすく解説

初期の伝道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/28 06:41 UTC 版)

フィンランド正教会」の記事における「初期の伝道」の解説

12世紀というほぼ同時期にフィンランドにおけるキリスト教東西教会両方から伝えられた。正教カレリア地方へのルーシからの修道士通してカトリック教会スウェーデンからの宣教師によって、それぞれ伝道された。フィンランド人大多数スウェーデンから伝道されたカトリック教会信仰する至ったが、カレリアにおいてはルーシノヴゴロド)と隣接する地理関係により正教浸透した。 「ヴァラーム修道院」も参照 草創期においてはラドガ湖ヴァラーム島にあるヴァラーム修道院が、その創立年代に関する様々な推測なされているものの、フィンランドにおける正教伝道にあたって大きな役割果たしたとされている。またヴァラーム修道院働き強めるため、コネヴィツァ修道院ラドガ湖別の島に建設された。創設者修道士アルセニイはロシア修道士であり、アトス山での数年間の修道生活の経験があった。 16世紀にはカレリアのみならずフィンランドにも伝道が行われ、修道士トリフォンによりラップランド多く教会建てられた。1533年にはペツァモに修道院建てられた。またトリフォンは修道士テオドリトと協力し合いラップランド語への聖書および祈祷書翻訳行った1583年にトリフォンは永眠した

※この「初期の伝道」の解説は、「フィンランド正教会」の解説の一部です。
「初期の伝道」を含む「フィンランド正教会」の記事については、「フィンランド正教会」の概要を参照ください。

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