初期のモダニズム作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/19 10:01 UTC 版)
「ポール・ストランド」の記事における「初期のモダニズム作品」の解説
ストランドはニューヨークのボヘミア人の家に生まれた。10代の終わりに、Ethical Culture Fieldston Schoolに入り、有名な記録写真家ルイス・ハイン(Lewis Hine)の教え子となった。学校の校外見学でストランドは291ギャラリー(スティーグリッツとエドワード・スタイケン Edward Steichen が開設)を初めて訪れ、モダニズム写真家・画家の展示作品を見て、写真を趣味以上の真剣なものと考えるようになった。後にスティーグリッツは、291ギャラリーの「Camera Work」などでストランドの作品を紹介した。有名な『Wall Street(ウォール街)』(1915年)を含むこの頃のストランドの作品は、様式的な抽象美術の試みであった。エドワード・ホッパーの都会のヴィジョンに影響を与えたとも言われる。また、カメラを社会改良の道具として使うというストランドの関心を反映している作品もあった。
※この「初期のモダニズム作品」の解説は、「ポール・ストランド」の解説の一部です。
「初期のモダニズム作品」を含む「ポール・ストランド」の記事については、「ポール・ストランド」の概要を参照ください。
- 初期のモダニズム作品のページへのリンク