分部町唐人踊り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 14:09 UTC 版)
寛永13年から続き、津市を代表する郷土芸能の一つです。江戸時代の「朝鮮通信使」をまねたものとされ、隊列をなし、止まってはラッパを吹き、笛や太鼓の音に併せて「歓喜の踊り」を舞います。 朝鮮通信使を由来として現在でも伝承する芸能は他に、毎年4月に須賀社の牛頭天王春祭(三重県鈴鹿市東玉垣町)で行われる唐人おどりと、毎年10月に牛窓神社の牛窓秋祭り(岡山県瀬戸内市牛窓町)で行われる唐子踊のみとされています。このうち、実際に朝鮮通信使が通過したとされる地域は岡山県瀬戸内市のみで、なぜ朝鮮通信使が通過していない津市と鈴鹿市にこうした芸能が残っているのか、理由は定かではありません。しかし、いずれの唐人(唐子)踊りも今日まで多くの人々に親しまれ、津市の唐人踊りでは津まつりの花形として受け継がれています。
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