分散バックアップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/10 16:47 UTC 版)
バックアップを割符にして地理的に離れた複数個所に分散して保存しておくことで盗難や事故、災害、テロ等により一部が失われても復元出来るようにすることができる。 これだけなら単に暗号化した複製を分散して保存すれば済むが、電子割符を利用すると、本社機能が麻痺した時でも支社が割符を持ち寄って全社情報を復元し、本社機能を代行する(例えば顧客の資産保全)などの緊急措置を執ることが可能になる。単に暗号化した複製を分散して保存している場合には、暗号鍵の管理方法によっては本社機能と共に暗号鍵も失われたり、支社各々が独断で全社情報を復元できたりしてしまう。
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