で‐は【出端】
読み方:では
1 《「でば」とも》外へ出るきっかけ。
「跳ね返されて、—を失って、ごうと吼(ほ)えている」〈漱石・坑夫〉
3 能で、神・鬼・精・霊などの後ジテやツレが登場するときに用いる囃子(はやし)。
4 歌舞伎で、主役などの登場。また、その際の所作や下座音楽。
で‐はな【出▽端】
出端
- お茶のことをいふ。お茶は出立が一番おいしいから。俗に「鬼も十八、番茶も出ばな」といふから。一般にも用ふ。〔犯罪語〕
- お茶のことをいふ。お茶といへばお茶挽く事に聞えて縁起が悪いから出花(客がつくこと)といつたものである。「あがりばな」の条を参照せよ。〔花柳語〕
- お茶のことをいふ。お茶といへばお茶挽く事に聞えて縁起が悪いから出花(客がつくこと)といつたものである。「あがりばな」の条を参照せよ。
- 〔隠〕花柳界にてお茶のこと。お茶といふとお茶挽く事に聞えて縁起が悪いので、「客がつく」を意味する出花といつたもの。
- お茶のことをいふ。お茶といふと茶を挽く事に聞えて縁起が悪いからである。
- お茶のこと。〔花柳界〕
「出端」の例文・使い方・用例・文例
- 出端を失う
- 出端にやり損なった
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