出だしの手順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 02:39 UTC 版)
▲7六歩△8四歩▲2六歩△3二金▲7八金△8五歩▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成▲同銀△4二銀と進む(昭和60年代までは5手目が▲2五歩だった)。途中、後手が角交換をして手損をしたように見えるが、先手が角を7七に動かした一手を無駄にしているので、双方手損はない。 先手の8八銀に対する後手の10手目で、△4二銀と変化することはできる。その場合、先手から▲2二角成と角交換をする。△同金の一手に、▲7七銀と進み、いずれ後手は壁金を解消する△3二金を指さなければならず、上述の手順と同型になる。 ここから角換わり棒銀・角換わり腰掛け銀・角換わり早繰り銀などの戦法へと移行する。近年ではソフトによる序盤戦術の革新により、右の桂馬を早い段階で▲4五桂と跳ねる角換わり▲4五桂急戦という指し方も見られるようになっている。
※この「出だしの手順」の解説は、「角換わり」の解説の一部です。
「出だしの手順」を含む「角換わり」の記事については、「角換わり」の概要を参照ください。
- 出だしの手順のページへのリンク