処理能力の単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:04 UTC 版)
石油精製の出発点となる装置なので常圧蒸留装置の処理量をもって石油精製工場全体の処理能力とすることが多い。日本でよく使用される単位はバレル/日である。なお、バレル/日の定義には以下の二種類がある。 BPSD 設備が能力いっぱいで稼動する際の一日あたり処理量 (barrel per stream day) BPCD 保全などのために設備が停止している期間を含めて考えた一日あたりの平均処理能力 (barrel per calendar day) たとえば10万BPSDの装置が年間330日稼動し残りの35日間は停止しているとすると、BPCDで計った処理能力は 100,000BPSD × 330日 ÷ 365日 によって約90,410 BPCDと計算される。単にバレル/日と表記してある場合はBPSDであることが多い。
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