写真と自伝
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彼女が撮影したハリスンとクラプトンとの日々の写真展"Through the Eye of a Muse"が、2005年のバレンタインデーにサンフランシスコ・アート・エクスチェンジで開かれている。 展覧会は2006年の2月にサンフランシスコで、同年の6月から7月の6週間に渡ってロンドンで再び行われた。また2008年にはカリフォルニアのラホヤにあるモリソン・ホテルでも展示された。2008年9月にはダブリンのギャラリー・ナンバー・ワン、2008年の11月12月にはカナダのトロントのグレート・ホールにて展示されている。同展はまた2009年12月にオーストラリアのシドニーのブレンダー・ギャラリー、2009年12月28日から2010年1月10日までにはバルバドスとランカスター・グレート・ハウスにて展示された。 またボイドの自伝である「プルーク」「ワンダフル・トゥデイ」が2007年8月23日にホッダー・ヘッドライン社から刊行された。アメリカでは「ワンダフル・トゥナイト」として2007年8月28日にハーモニーブックスから刊行され、彼女の写真を同梱している。自伝には、950,000ポンド(日本円にして約1億3000万円)が前渡金として支払われた。ジャーナリストのペニー・ジュノーとの共著である。 この企画を聞いた彼女と交友関係にあった有名ミュージシャンたちは、今まで世間に知られていなかった彼ら自身の不名誉な話や、様々な悪行が表沙汰になるのを恐れて戦々恐々だった。しかしながらボイドは、俎上に上がった有名ミュージシャンからの高額な名誉毀損訴訟を恐れて自制したため、衝撃的な暴露ネタはなく、かなり穏便な内容になっている。 2007年、ボイドはウェスト・サセックスの17世紀に建てられた小別荘に暮らしており、彼女の自伝とクラプトンの自伝の販売競争を楽しんでいるといわれる。アメリカでは、ボイドの本はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに初登場1位となった。
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